APNEA WORKS by Ryuzo SHINOMIYA

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photo : Yoshiharu Mizobuchi

mind  as  water

安全対策   19  Oct    2005 
今回は安全について書いてみたいと思います。雑多な文になりますがご容赦ください。

安全ってなんでしょうか?
結構人任せにしていないでしょうか?

海での安全はまずは海況チェックから始まると思います。これが出来ない場合は海へは出られません。
もし、まだフリーダイビングを始めたばかりで海況判断が出来ない場合は、安全対策が出来るいい先生、いい仲間を見つけてください。そしてそこで十分に目を養ってください。

フリーダイビングは非常にハイレベルなスポーツです。ですから始めはきちんと先生について習ってください。「たかが素潜りなのに、高いコースフィー払いたくない!」とお考えの方もいると思います。普段潜る際にはスクーバと違ってタンク代などはかかりません。先にも書きましたがフリーダイビングは非常に高度なスポーツです。きちんとした技術、知識、そしてレスキュースキルを身に付けないで徒に自己ベストの積み上げを行っていくのは大変危険な行為です。
フリーダイビングを快適にそして安全に楽しむためには多少の出費はかかるものでしょう。

最近増えていますが・・・知識面は国内外のWEBサイトで仕入れて、いっぱしのフリーダイバーになったつもりが、海へ出ると海況判断も出来ず、またセルフレスキューはおろか、仲間のレスキューもままならない・・・これではフリーダイバーとして失格です。レスキューが出来てはじめてフリーダイバーと言えますし、その上でトレーニングに励み、自己ベストを狙えるのです。

また、絶対に単独で潜らないことは大原則です。多くの悲しい事故は単独潜水から起きています。水深、時間に関係なく単独潜水は絶対にやめてください。

仲間と潜る際にも自分が命を預けられるバディーを見つけ、また自分もバディーから信頼されるレスキュースキルを身に付けてください。先生について習う場合は、その先生が安全についてどんな風に考えているかを率直に訊ねてみてください。寝不足、二日酔い、海況不良で生徒を連れて行くような先生であれば迷わずキャンセルを入れて下さい。自分の身は自分で守るのです。

安全は海況を見るところから始まると書きましたが、やはりいい先生に出会うことからスタートすると考えられます。自分もトレーニングをスタートした時の先生やその後の先生には非常に恵まれました。そのおかげで安全に対する意識が深まり、またレベルアップもはかれたと思います。
自分の先生のコースが安全かどうかは、<生徒の体調チェックを行っているか?> <保険に加入しているか?> <レスキュートレーニングを行わずに自己ベストにアタックさせていないか?> <生徒に無理をさせないか?>などで判断がつくと思います。もしひとつでも気になる点や疑わしいことがあればストレートに先生に聞いてみてください。またセカンドオピニオンも積極的に取り入れてください。

繰り返しになりますが、始めたばかりの方は自分の命を預けるに足る先生のもとでトレーニングを行ってください。
自分の命は自分で守ることが大原則です。安全は人任せではありません。いい先生、いい仲間を見極めることからすでに安全対策が始まっているのです。

フリーダイビングはひとりひとりの安全に対する意識とレスキュースキルがあって初めて成り立つスポーツです。皆さんのフリーダイブが安全で楽しいものであることを願って・・・

Safe Dive!!

graphic :
Koichi Fujimoto