APNEA WORKS by Ryuzo SHINOMIYA

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photo : Yoshiharu Mizobuchi

mind  as  water

都内練習     17 Apr 2005 
都内プールにてトレーニング。まずはスタティックからスタート、CO2テーブルをこなしていきます。インターバルは1分で全部で8本、15秒ずつアプネアを増やしていくのです。ラストは6分で終わり。全部で20あるテーブルのうち、今は18番目です。19番目と20番目はかなりハードですから試合前にフィジカルトレーニングを減らしたコンディショニング時期に行っていく予定です。その後ダイナミックトレーニング。まずはスポンサー・APOLLOの伝家の宝刀バイオフィンをテストしながらのダイナミック。バタ足で125mをマーク、タイムは2:05と上々の出来。これなら競技にも十分使えそうですネ。その後モノフィンに履き替えてコンスタントのシュミレーショントレーニング。まず25mをダイナミックしてそのままスタティック、そしてまたダイナミック。トータルで75mのシュミレーショントレーニングです。一週5mずつ伸ばしていって100mコンスタントをプールで擬似的に練習してから海でもトライします。まずはプールで練習して自信も付けていくのです。

そして古巣BBBの川口さんと藤本コーチとトレーニング後に今後の予定を相談。来月ハワイ島での大会に始まり9月のニース、ギリシャと今年は大会が続くのでコンディショニングとピーキングにも気を使います。何より体調を壊さないように適宜サプリメントを摂ったりやマッサージを受けていかないと。
ランチを食べながら、マーティンのノーフィンコンスタント80m世界記録のことやAIDAアジア地区のチェアマン川口さんからAIDA最新情報を伺ったりアプネアの話題は尽きません。またマニアックな3人が揃ってしまったのもです・・・。そして話は脳医学やセロトニンまで及び時間はあっという間に過ぎていくのでした。

そして以前から藤本コーチと検討をしていたのですが、今シーズンからいよいよ低酸素シュミレーターを使った低酸素トレーニングを導入することになりました。マラソンの高橋Qちゃんがアメリカ・ボルダーの高地で合宿を行ったり、最近では競泳の北島選手も高地で泳ぎこみを行うなど日本でも高地、低酸素トレーニングが盛んになってきましたね。これらのトレーニング方法は『LIVE HIGH TRAIN HIGH』と呼ばれるものですが、自分が取り入れるのは『LIVE HIGH TRAIN LOW』と呼ばれるメソッド。つまり高地で生活し平地で練習をするというものです。これは前述の『LIVE HIGH TRAIN HIGH』に比べて回復が早いので疲れが蓄積されにくいという利点があります。しかし沖縄には米国ボルダーや中国昆明のような高所はありません。そこでシュミレーターを使って生活時に吸う酸素濃度を下げるというものなのです。「生活時」といっても一日のうち1時間程度このシュミレーターの低酸素を吸うというもので、大掛かりな装置や大きなテントが必要な方法ではないのですね。ですからTVを見ながら、読書をしながらのトレーニングが可能です。このトレーニングを行う事で、パフォーマンスの向上とアプネア後のリカバリーを早めることを狙っています。すでにカナダのマンディー、NZのアント、UKのマークなどトップ選手がこの低酸素トレーニングを行っているようです。

明日からまた沖縄へ戻ります。ハワイ出発まであと一ヶ月。これから大深度トレーニング&低酸素トレーニングだ!がんばるぞー

graphic :
Koichi Fujimoto