| APNEA WORKS by Ryuzo SHINOMIYA | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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AIDA Pacific Cup Hawaii 2002 参戦レポート |
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| 1 Training Days | 2 Constant Days | 3 Static Day | 4 Dynamic Day | 5 Closing Ceremony | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| photo | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 大会結果 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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日本代表チーム |
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1 Training Days 26−29 Oct |
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水深70m以上、透明度25m以上、水温27度、流れほとんどなし、時にはハワイアンスピナードルフィンが遊んでくれることもあるという・・・先乗りしたメグさん、今ちゃんは着いたその日に飽きるほど遊んでもらったらしい。このハワイ島ホナウナウ湾はフリーダイバーが望む点全てを満たしてくれるスーパースポットと言っていい。こんな海にビーチエントリーでアクセス出来るハワイのフリーダイバーは幸せモノの一言に尽きる。 |
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アメリカチームが60m、62m、71mの三ヶ所に固定ブイを打っていた。それを聞きつけたカナダ、スウェーデンなどのチームが空いているブイで練習していた。先発隊の二人、私とトモ、着いたばかりの稲葉夫妻はさっそくハワイの海に身を浸すこととした。暖かいブルーに包まれる。あまりの気持ちよさに恍惚感を覚える。気がついたらボトムの60mに着いていた。この日は55mでよかったのに。スタティック中は眠ったような感じになるがコンスタントでそういった夢見心地を感じるのは初めてだった。力は伊豆で潜るよりも60〜70%しか入らないのにタイムは1分50秒、とてもよい。力が抜けた状態から選択的に必要な筋力のみを使って潜れたからなのか。伊豆だと潜るにつれて暗くなり水温も下がっていく。そんな中ほとんど目を閉じて潜行する。自分の意識や血がどんどん凝縮していきそれが限界に達した時に自分が海に溶け出していくような感じがするが、ハワイだと終始目を開けてブルーを楽しめた。そして凝縮ではなく初めから拡散して溶けていってしまう感覚なのだ。この日から自分のダイブスタイルがまるで変わってしまった。 |
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次の日、沙耶さんも加わり競技が行われるケアラケクア湾でトライアルを行う。ここはキャプテンクックが初めてハワイの人々と接触した歴史的価値の高い場所なのだ。UP、カウントダウン、TOPまでを本番同様にして流していく。ロープは4本船から出してそれぞれの方法でUPする。真樹さんからのアドバイスでUPは3,4本フリーイマージョンで行い、最後にコンスタントを試す選手もいた。足を疲れさせないのがこの方法の目的だ。自分はいつも通りの方法で40m、50mをゆったり潜ってから60m以上にトライした。調子は上がってきていて64mまで行けた。深さに対する怖さを全く感じさせない海だ。この64mが気分的に今年最高の一本だった。メグさんはベスト45mをマーク。他の選手は本番のようなムードが仇になったのか調子は今ひとつ・・・残念ながらやや精彩を欠くダイブだった。 |
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オフィシャルトレーニングが始まった。大会は70mで深度制限がかけられているのに「100m2本用意せよ!」とのフランスチームの我侭な申し出で残りは70m2本、35m1本の合計5本で練習せざるを得ない状況になった。1本あたり5、6人でしかも1時間半・・・この日も迷わずスーパービーチポイントへ向かった。US、カナダもこちらへ来ており、チームごとに交互に海に入る。ビーチでブイが空くのを待っているとターニャが上がってきた。夫のポールが岸に上がりクイーンをエスコートするそのスキをみてターニャのロングフィンを持たせてもらう。これはフランスのモノフィンメーカーGUIDONEのモデル。同社のモノフィン同様、両サイド5センチほどのカーボンファイバーの板を両面のグラスファイバーではさんでいる。長さはC4の25よりは長く80よりは短い。グラスのしなやかさとカーボンの返りを兼ね備えたハイブリッドな一品なのだろう。一度は使ってみたい気になる一品だ。 |
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日本チームの練習は62mブイへ沙耶さん、真樹さん、メグさん、今ちゃん、71mブイへ私、とも、稲葉さん。今日は皆調子が上がってきているようだ。今ちゃんベストの44m、メグさんも念願の50m、私も更に調子が上がってベスト65m。ボトムが見えるととても安心できる。あと数日あったら70mを超えられただろう。70mの白いボトムが忘れられない。 |
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前日とても満足のいく深さに入れたため私とメグさんは海へは行かずのんびりすることにした。ハワイに入ってからコンスタントと反対に調子の上がらないスタティックが気がかりだった。コンスタント組を送り出した後、メグさんと今回の選手村であるコンドミニアム「ホワイトサンドビレッジ」のプールへ。そして己の心と向き合う。すると天下に名を馳せるオーストリアのダイブマシーン、ハーバート・ニッチがトレーニングしていではないか。今回はドイツチームの監督として参加するその彼を少し意識しながら練習開始。スイスに住むイタリア人ジャーナリスト、イゴールが水中スピーカーでグランブルーをかけてくれた。これがほんとにリラックスできた。エリックセラの重低音シンセサウンドを腹に響かせながら心をクリアにする。時が経つのを忘れる・・・4本目に7分15秒、ハワイに入ってからようやく調子が戻りほっとした。イゴールは今回イタリアのアプネア系雑誌「ペスカサブ」の取材で各国の選手にインタビューしていた。アプネアアカデミーでウンベルトの手解きを受けたことがあるそうで、共通の師匠を持つ為か話は弾んだ。その雑誌をウンベルトやダビデも読んでくれるかもしれないので真剣に応える。しかしハーバートのトレーニングが気になる。昨年イビサで8分7秒をマークするもサンバを取られて失格となったようだが、自己ベスト8分11秒の記録を持つ。現代アプネア界の頂点においてチェコのマーティンと双璧をなす存在だ。彼のスタイルは潜水前にゆったりめにハイパーベンチレーションをし、パッキングを8回くらいする。スタートしたらゆらゆら水面を漂う。タッチや背中のホールドはなし。6分過ぎからコントラクションが大きくなる。壁に手をつき、背中がさらに大きく波打つ、肩甲骨が数回ガバッと上がってきて終了。「7分ちょうどだ、勝った!!」イゴール記者は「君のスタイルの方がスムースでイージーだったよ」と言ってくれた。その後ハーバートに最大酸素摂取量や肺活量を尋ねた。彼からは「君は何分行けた?」と聞かれたがなぜか「7分」と答えてしまった。うーむ、なぜだろう・・・。 |
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| 1 Training Days | 2 Constant Days | 3 Static Day | 4 Dynamic Day | 5 Closing Ceremony | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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